【GOLD】この膠着状態いつまで続く(2026.4.07)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2026-04-07
ページ制作日: 2026-04-07

富士山「沈黙」の300年
先週と今週の日曜日のNHKスペシャルは「富士山大噴火」です。前編を見られた方も多いかと思いますが、今専門家が富士山をどう見つめているのかについて今回は書いてみたいと思います。
富士山が最後に噴火したのは1707年の「宝永噴火」。それから300年以上の年月が経過しました。現在の噴火警戒レベルは「レベル1(活火山であることに留意)」を維持しており、山が直ちに火を吹く予兆は見られません。
しかし、火山の時間軸において300年の沈黙は、むしろ「次へのエネルギーを蓄えている期間」とも解釈されます。
最新の研究では、マグマの蓄積状況を監視する精度が飛躍的に向上しました。かつては山頂からの噴火が中心と考えられてきましたが、現在のハザードマップでは「どこからでも噴き出す可能性がある」ことが強調されています。
1. 牙を剥くのは「火」ではなく「灰」
多くの人が恐れるのは真っ赤な溶岩流ですが、都市生活者にとって真の脅威は「火山灰」です。
2026年3月、政府と東京都は初となる「降灰対策」の具体策を協議しました。想定される被害は、ドラマのようなパニック以上に、静かで、そして徹底的な社会機能の停止です。
1mmの灰: 鉄道の線路が通電不良を起こし、首都圏の電車がストップします。
数cmの灰: 送電線に灰が付着し、雨が降れば漏電。大規模な停電が発生します。
10cm以上の灰: 木造家屋の倒壊リスクが高まり、物流は完全に途絶。私たちの手元にあるスマートフォンすら、基地局が灰を吸い込めば使えなくなる可能性があります。
2. 「噴火」を災害ではなく「運用」として捉える
最新の防災指針では、噴火を止めることはできなくても、「社会をいかに止めないか」に焦点が移っています。
避難の新基準: 灰が30cm以上積もる地域は「即時避難」、それ以下は「屋内退避」といった、より現実的な線引きが議論されています。
物流のBCP: 物流企業や鉄道各社は、噴火予測に基づいた「計画運休」や「迂回ルート」の構築を急いでいます。
3. 私たちが持つべき「想像力」のアップデート
富士山が噴火したとき、最も必要なのは「デマに流されない知識」と「数週間を生き抜く備蓄」です。
火山灰は非常に細かく、ガラスの破片のような性質を持っています。コンタクトレンズは使えず、安易に掃除機で吸えば故障の原因になります。こうした「火山特有の不便さ」を事前に知っておくことこそが、最大の防御になります。
美しさとリスクの共生
私たちは世界で最も美しい山の一つを愛でる特権を持つと同時に、その巨大なエネルギーの上に暮らしているという宿命を背負っています。
2026年現在、富士山科学研究所をはじめとする専門家たちは、かつてない精度でこの山を見つめています。「正しく恐れる」ということは、ただ怯えることではありません。
「噴火は必ず起きるが、社会は維持できる」という確信を持てるまで、備えの解像度を上げていくこと。それが、この美しい山と共に生きていく私たちの責任なのかもしれません。
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8日午前9時
貴金属も原油価格もトランプ大統領の一言で相場が大きく動いています。その理由の一つとして交渉期限があります。
当初は6日としていた期限を「7日夜」(日本時間8日)延長した。そしてSNSに説明なく「米東部時間7日午後8時(同8日午前9時)」とだけ書き込んだ。明日9時に交渉期限が切れるのか?さらに延長するのか?見通せない状況が続いています。
イランはトランプ大統領による再三の攻撃強化の脅しに屈さず徹底抗戦。
トランプ大統領は自身の思い描くように事態が展開せず、交渉期限の先延ばしを繰り返しています。さて今回は?と言うことで市場は明日9時を待っているのが今の金の状況です。
焦るトランプ大統領?

トランプ大統領の発言も気になるところですが、こういう時こそテクニカルプライスの位置や現状の状況を確認しておくことかと考えます。
昨日は出来高も7,983枚となんと1万枚を割れていました。記憶にないほどの出来高の少なさでした。
そして現在の時間11時12分ですが8,605枚の出来高となっており、本日も非常に少ない枚数となっています。
投資家心理として明日の事があるので動きが取りにくいと言う事でしょう。
本日のここまでの高値は24,871円(6日18時43分)安値は24,464円(7日10時56分)となっています。(注意・・・11時12分現在価格)
高低差は407円ありますのでそれなりに動いてはいます。6日の高低差は508円です。
ローソク足で見ると膠着しているように見えますが、価格はそれなりに動いています。
金 日足

ちなみに515営業日で見た一日の高下差平均は303.6円です。
昨年8月28日の73円の高下差を最後に一日100円以上の高下は行っています。もう一昔前の100円動いたら良く動いたな~という感性ではないです。
なので投資スタイルの変更も考える方も昨年からはおられるかと思います。特にオンライン取引を利用されている方はそうではないかと思います。
そのことに関してはここでは記載しませんが、色々な対応の仕方があるかと思います。
上記チャートを見て確認出来ることは
①9日移動平均線が右肩上がりに転換している。
②9日移動平均線よりも価格は上にいる。
③3月23日の大陰線の日の高値25,224円を4月2日に25,277円まで上昇し瞬間は抜けたが終値ベースでは抜けていない。
④2024年12月以来の26日移動平均線と52日移動平均線がデッドクロス
日足ベースで確認しますと上記4つのポイントが出てきます。
その中でも右肩上がりに変化した9日移動平均線ですが、レンジ内での動きが継続となりますとこの傾きも緩やかになっていき、再度価格も割れて来る可能性は高くなります。
明日価格が一気に下に向かう様な事が起きれば傾きも一気に右肩下がりになってしまう可能性があります。
一目均衡表では
金 日足 一目均衡表

もう誰もが見ても分かりますが一目均衡表の雲の下限に抵抗を受けているのが分かります。本日で抵抗を受けて5営業日目になります。
また4月27日に雲の捻じれが起きるまで、雲は今後分厚くなります。抵抗力が増すと言うことになります。
日足ベースでは上記の事をチェックできるかと思います。
では週足ではどうなのか。
金 週足

まず26週移動平均線との攻防戦を2週に渡って行っていましたが、今週は26週移動平均線から離れて価格は推移。26週移動平均線は現在23,619円。
現在価格と比較して約1,000円の乖離。9週移動平均線は25,659円ですのでこちらも約1,000円の乖離。
明日のトランプ大統領の発言内容次第では1,000円前後の値動きがあってもおかしくないので、価格変動が大きくなった時はまずは上記2つの価格近辺なのかどうかの確認ですね。
上昇した場合は9週移動平均線で抵抗を受けていないか?それとも明確に抜けてきているのかどうか?
下げた場合は26週移動平均線で耐えているのか?それとも突破されたのか?
の確認を冷静に行う事。
前もって大きく価格が動いた場合のテクニカルプライスを頭の中に入れておけば、あたふたしての狼狽トレードはしないはず。
週足一目均衡表はどうかと言いますと
金 週足 一目均衡表

転換線25,247円と基準線23,814円の間に挟まっています。よってこの両価格のどちらをブレイクするかに注目となります。
現段階では高値25,649円と25,247円。安値は23,814円と23,619円が中期注目価格となります。
上記の中期注目価格の前に日足ベースから計算できる短期注目価格を頭の中に入れておき、明日朝の9時以降のトランプ大統領からのなんらかの発言で相場が動いた時に、
冷静に反応することが出来るかと思います。
月足
金 月足

最後に月足です。9か月移動平均線は現在22,391円です。長期目線で見ればこの前後の安値までは許容範囲になる。
2024年8月以来9か月移動平均線に接触することなく(押し目をつけず)上昇してきていただけに、長期目線で買いだと考えている方にしてみれば絶好の押し目が来たと考える方もおられるはず。
逆にこの上昇相場がもう終わると考える売り目線で見ている方にとっては、ここ割れてくれば大きな転換点を迎えることになると考え一気に勝負に出たいところ。
もし明日の交渉期限切れの後の動きで下げてきた場合は、短期注目価格割れてきたら中期注目価格を確認し、最後の長期注目価格をチェック。
今の価格で見れば、2,200円前後下がれば到達します。大きな動きとなれば2,000円前後でも動きますので明日そういう価格帯が出ていてもおかしくないと考えておきたい。そしてその心の準備もしておくことが必要。
9か月移動平均線まで価格が落ちるような事が起きた場合は、相当大きなエネルギーが集中し売り方の総攻撃に対して買い方は必死の防御の図式になります。
26か月移動平均線までの乖離も過去にないような乖離幅なので大注目となります。
明日また延期となれば同じ状況が継続すると考え、それでもいずれXDayは来るのでその日を待つしかない。
それまではデイトレや短期売買で対応。
とにかくテクニカル価格を突破されたら撤退。逆に撃破し通過すれば追撃作戦。その考えさえしっかり持っておれば逆に動いた場合でも即損切が出来るはず。
因果玉を抱えることはない。
明日9時まであと19時間。株式・ドル円すべてにおいて注目となります。
ここで書いています内容は、商品デリバティブ取引の会社ですので短期売買での投資スタイルがメインになります。
上がると思えば買いからスタートすれば良い。
逆に下がると思えば売りからスタートすれば良い。
下記は商品先物取引の仕組みについての動画のリンク先です。ご参考にしてください。
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最後に
丙午年の相場について・・・信じるか信じないかあなた次第です!
コムテックス通信を読んでおられる方は今年最後の第30号で送信した内容と同じですがご了承してください。
2026年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。古くからの迷信や縁起が語られることが多い年ですが、投資家やビジネスパーソンにとっては「相場がどう動くのか」というアノマリー(経験則)が気になるところでしょう。
丙午年の相場の特徴と、歴史的背景をまとめたコラムをお届けします。
丙午(ひのえうま)の相場格言 激動と「跳ね」の予感
相場界には干支にまつわる格言がありますが、午(うま)年は一般的に「午(うま)は跳ねる」と言われます。
過去のデータが示す「荒れ相場」
過去の丙午(直近は1906年、1966年)を振り返ると、非常に極端な動きを見せる傾向があります。 1906年(明治39年) 日露戦争後の大バブル 戦後経営の期待感から株式市場は空前の高騰を見せましたが、翌年にはその反動で大暴落(明治40年の暴落)に見舞われました。文字通り「跳ね上がった後に落ちる」激しい年でした。
1966年(昭和41年)
証券不況からの復活「いざなぎ景気」 前年の「40年不況」で山一證券への日銀特融が行われるなどどん底の状態から、丙午の年は一転して強気相場へ。戦後最長の好景気「いざなぎ景気」の本格的な幕開けの年となりました。
2. 「丙(ひのえ)」と「午(うま)」の組み合わせ
五行説で見ると、「丙」は火の兄(ひのえ)、「午」も火の属性を持ちます。火と火が重なる丙午は、エネルギーが非常に強く、活気にあふれる一方で、過熱しやすい(オーバーヒート)性質を持っていると考えられています。
ポイント 丙午の相場は、平穏な保ち合いよりも、トレンドが明確に出た際の「爆発力」に特徴があります。
2026年の丙午はどうなる? 現代的視点
次回の丙午である2026年に向けて、注目すべき3つの視点があります。
① 人口統計と経済の特異性1966年の丙午は、出生率が極端に低下したことで知られています。
これが現代では「2026年問題」として、教育業界や労働市場において、特定の年代だけ人口が少ないことによる歪み(2026年生まれが大学に入る時期の定員割れなど)が長期的なリスクとして意識されます。
② デジタル・エネルギー革命の「火」五行の「火」は、現代では半導体、AI、エネルギー、電気自動車などを象徴します。これらのセクターが、丙午のエネルギーを受けてさらに一段上のステージへ「跳ねる」可能性があるという見方も面白いでしょう。
③ インフレとの親和性「火」の属性は物価の上昇(インフレ)とも関連付けられます。デフレ脱却が進む中、2026年は名目成長率が大きく跳ねる年になるのか、あるいは金利上昇による市場の混乱が起きるのか、ボラティリティ(価格変動)への備えが重要になります。
そして当社が扱っています商品相場は・・・
商品・資源相場が荒れやすい
火に象徴されるエネルギーや資源分野は、特に値動きが荒くなりやすい。原油、貴金属、穀物などは、地政学リスクや需給懸念が材料視されやすく、値幅を伴う展開になりがちだ。逆に言えば、トレンドを捉えられれば収益機会も多い年となる。特に供給不安や政治的要因が絡むと、投機資金が一気に流入し、値動きが荒くなりがちです。 強気で挑むか、火傷を避けるか・・・
丙午は、歴史的に見ても「変化の起点」になることが多い年です。 格言通りに相場が「跳ねる」のであれば大きなチャンスですが、火のエネルギーが強すぎると急落の懸念も孕みます。「勢いに乗る勇気」と「過熱を冷めた目で見る冷静さ」。 この両輪を持つことが、丙午相場を乗りこなす鍵と言えるでしょう。
最後にあくまでも今回の記事は好きな方は好きな内容ですが、まったく気にならない方は気にならないと思います。2026年終わった時にコムテックス通信があんなことを書いていたなと思って頂けるかどうかは来年の相場次第ですね。
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